かみふじの花

20代のオタク女。 漫画とアニメとゲームが好き。 Twitter依存。 まったり更新するブログ。

カレーにニンニクを入れると美味しいけど入れすぎると部屋がくさくなる

昨日からずっとくさい。私の部屋がくさい。

隅から隅までカレーのにおいが充満している。ベッドの上ですらくさい。まくらに鼻をうずめるとニンニクのにおいがする。

昨夜はカレー臭のする布団に包まれ、ニンニク臭のするまくらに頭を預けて眠るという、非常に過激な夜を過ごした。 

原因は明らかで、夕食に作ったカレーが悪い。
隠し味に大量投入したニンニクがいけない。

カレーに隠し味のニンニクを入れると美味しい。

私がそれを知ったのは今から半年前、ちょうど一人暮らしを初めた頃だった。

実家では母を手伝って料理もしていたが、ひとりでイチから作るカレーは初めて。Google先生に頼ってカレーのレシピを学び直す。その過程でニンニク隠し味の存在を知った。実家にはそんな風習はなかったので驚き、さっそく試した。

これが非常に美味しかった。感動大作だった。

初めて一人でイチから作ったカレーがこんなに美味しいなんて、私はカレーの天才じゃなかろうか?
実家では入れなかった隠し味のニンニク、こいつが功労者に違いないと確信した。

それから数ヶ月、ふたたびカレーを作った。去年の秋頃の話だ。

これががっかりするほど美味しくなかった。残念なことに、この時私はニンニクを入れ忘れていた。
ニンニクを入れ忘れたくらいで、こんなに味が違うとは。私は落胆し、3度目があるならば今度こそニンニクをたっぷり入れよう、と再戦を誓った。

その、敗者復活戦とも呼ぶべき3度目のカレー、それが昨日のことである。
部屋がくさい。 

まず、ニンニクを入れすぎた。「今度こそ!」という思いが強すぎた。チューブにんにくは私の熱意に猛プッシュされ、勢いよくニュルッと大量に出た。ニュルッッッッッッッくらいは行った。野菜の上にとぐろを巻くヘビのように。

出てしまったものは仕方がないからそのまま炒めた。

そうして出来上がったカレーが美味しかったかというと、これが特筆すべき普通さだった。

そもそも調理中にこれ以上ないほどニンニクのにおいを味わっており、口に運んだカレーの中にニンニクが隠れていようがいまいがなんの存在感もない。隠し味の"か"の字もない。

私が初めてイチから作った美味しいカレー。
あれをもう一度食べたい。あれはビギナーズラックだったのか? 

ニンニク臭のするまくらに埋もれながら考えたんだが、そもそも初回カレーの美味しさに、隠し味はあまり関係なかったかもしれない。 

一人暮らしを初めた頃は浮かれていて、金銭感覚がおかしかった。実家を出たんだから節制しなくてはいけないという考えがまだ無かった。

カレーのルーを買うときも、「実家では絶対に使わないような、高いやつを買おう!!」と浮かれて、見たことのないような高級なルーを買った。

そして昨日使ったルーのは、売り場でもっとも安価なものだった。確固たる自由意志で「一番安いやつを買おう」と選んだので間違いない。なにせ、パソコンを買ったばかりだったもので。

kamifujinohana.hatenadiary.jp

 私はカレーの天才でもなく、ニンニクは魔法使いでもなく、ただルーが高級だったというだけの話か。

カレーのにおいがする布団にくるまっていじけた。部屋のすみに、比較的カネがあった頃に浮かれて買った消臭力が置いてある。圧倒的なカレーとニンニクの支配のなか、抵抗できずに佇んでいる。

結局世の中カネなのだ。私の部屋がくさいのも。

そもそも、カネがあって浮かれている時に消臭力を買うっていうのは、何なんだ。もうちょっと何かあるだろう。

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