かみふじの花

秋田県でアニメ観たりゲームを遊んだりしています。

カップリング厨による独断と偏見の「サモンナイト6」がオススメな理由

サモンナイト6、現在2周目をプレイ中の神藤イツキです。

私の周囲では、楽しく遊んでいて「これ何周すればいいの!?」ってニコニコしている人が多い一方で、

「サモンナイトシリーズは好きだけど、サモンナイト6は買うの迷うな~」

なんて方もそこそこ見受けられます。

私も買う前はわりと…いや、だいぶ…ぶっちゃけ、かなり…。
不安でした。

ただ、遊んでみたら、発売前に不安視していた部分はおおよそ解消されて、期待以上に楽しめているので、悪評を聞いて不安な人むけに、ちょっとポジティブめの感想を書いていこうかな、と。

これから遊ぶ人の楽しみを奪いたくないので、できる限りネタバレは伏せていますが、それでも「プレイした内容を紹介する」ために、ちょこちょこと情報を漏らしております。

 

もくじ

まず、「サモンナイト6」はどんなゲーム?

過去のサモンナイトシリーズを遊んだ人向けの、ファンディスクです。
本家の「サモンナイト」「サモンナイト2」「サモンナイト3」「サモンナイト4」「サモンナイト5」の要素が、シナリオにまんべんなく入っています。

「クラフトソード物語」「クラフトソード物語2」「はじまりの石」「エクステーゼ」「ツインエイジ」「グランテーゼ」「サモンナイトX」のキャラクターは、サモナイトリーフ(アイテムとして収集できるキャラ設定ページ)に出てきています。

これはもう、言い切ってしまっていいと思います。
新規の人にはやさしくない。

プレイヤーの頭に、サモンナイト1~5キャラ設定とシナリオの記憶がおおむね入っていることが前提で進んでいきます。

ここからサモンナイトシリーズを初めて遊ぶ人って、いるのかな…。
9割くらいシナリオについていけないと思います。

シリーズの人気キャラが勢揃いしているから、「細かい設定がわかんなくてもあまり気にならない!なんか可愛い子がいっぱいいれば楽しい!」って人には意外といいのかも…しれない?

サモンナイトシリーズの人気キャラクター詰め合わせお試しセット、的な。

サモンナイトU:X」を事前に読んでいると、後半、世界観の秘密が明かされたときに、「あ~U:Xで出た、アレね~!」って頷けたり、ちょっとニヤっとできるやりとりが入っていたりもしますが、全く読んでいなくても問題ありません。

 

私の推しキャラは出てるの?

公式ホームページをどうぞ!

…と言いたいところですが、公式ホームページにも出ていないけどゲームには出てくるキャラが若干いるので、ここに参加キャラ一覧を書いときますね!

ちょっとネタバレだけどいいかな!?

シナリオに参加し、夜会話があり、ユニットの育成もできるキャラクター

サモンナイト

ハヤト、トウヤ、アヤ、ナツミ
バノッサ、カノン

サモンナイト2

マグナ、トリス、ネスティ、アメル
ルヴァイド、イオス(衣装はサモンナイト4に出てきたときの衣装)
メルギトス(※4月7日の無料アップデートで夜会話と戦闘参加

サモンナイト3

レックス、アティ
カイル、アズリア、イスラ
スカーレル(※4月7日の無料アップデート夜会話と戦闘参加

サモンナイト4

ライ、フェア
リシェル、セイロン、ギアン、ポムニット
エニシア(※4月7日の無料アップデートで夜会話と戦闘参加

サモンナイト5

フォルス、アルカ
ルエリィ、アトシュ
エルスト(※4月7日の無料アップデートで夜会話と戦闘参加

 

夜会話は無いが、シナリオに参加し、ユニットの育成もできるキャラクター

サモンナイト2

ハサハ(※3月10日配信の無料DLCで育成できるようになる
バルレル(※3月17日配信の無料DLCで育成できるようになる

サモンナイト3

クノン(※3月24日配信の無料DLCで育成できるようになる
ソノラ(※3月31日配信の無料DLCで育成できるようになる

 

夜会話もなく、戦闘でも使えないが、シナリオには参加しているキャラクター

サモンナイト

ソル、キール、カシス、クラレット

サモンナイト2

レシィ、レオルド 

サモンナイト4

リューム、コーラル、ミルリーフ

サモンナイト5

ダイス、カゲロウ、ペリエ、スピネル
トルク、管理官さん、ルチル

 

キャラの扱いはどう? キャラ崩壊してない?

ほぼしてないと言っていいと…思います!

100%全く、とは言い切れない!

なぜならキャラ崩壊の境界線は人によって違うからだ!

私はギアンとエニシアとフェアが大好きなので、このキャラたちに対してかなりうるさいんですけど、今のところ「9割方納得できる」「ひとつかふたつ、このキャラこんなこと言うの!?ってセリフがあった」かな…。

都月先生の監修、思ったよりしっかり入ってるなって印象。

 

発売前のキャラ紹介文がひどくて、「てめー本当にゲームやったんか!?」って胸ぐらつかんでガクガク揺さぶりたくなるようなものが多かったけど、そういう悪印象は、ゲーム自体からは全く受けないです。

サモンナイトメモリーズみたいなキャラ崩壊は無いです。安心してほしい。
あれは…ひどかったね!

 

私のように細かいところを気にしてしまうひとは、たまにちくちくと「んん…?」ってなる…かもしれない…けど!でも!推しキャラが登場しているならプレイを前向きに検討してほしい!

なぜならこんなに(・∀・)ニヤニヤできるポイントがあるから!

 

1. キャラの立ち絵はアレだけど3Dモデルは可愛い

公式のキャラ絵を見て「えぇーっ!?」って思ったよね、私も思った。
カイル船長とかひどくない?

でも3Dモデルは綺麗に作ってもらってるし、何より動きがいきいきとしてていいよ!
特にメルギトスとエルストさんの3Dモデル神がかってない?

エニシアも立ち絵だと瞳がコレジャナイ感あったけど、3Dモデルはちゃんとしてた。

「サモンナイトはドット絵じゃないと許さない(過激派)」
という方にはなんと言っていいか…はい…分からないんですけれども…。

同じ横切りや縦斬りでも、キャラごとに動きが違うんだよ!

わたしナツミの動きがすっげー好きなんだ…。
何あの、短剣の横切りのために生まれてきましたみたいなスタイル。

フェアちゃんの横切りモーションも好き。
くるんって回ってピョンって飛ぶ身軽さがかっこいいやら可愛いやらで惚れなおした。

推しキャラが出演しているなら、
戦闘でいきいきぬるぬる動くさまを見てあげて欲しいんだ!

段差を飛び越えるのも、召喚術を使うのも、戦闘終了時の決めポーズもみんな最高に可愛かったりかっこよかったりするよ!

しばらく操作しないでほうっておくと、ストレッチしたり、召喚術の練習みたいなふしぎなおどりをしたり、髪の毛をかきあげたり、バク転してみるけど着地に失敗してスッ転んだり、キャラごとに可愛い姿を見せてくれるよ!!

ちなみに戦闘時はフルボイスです。

イベントはボイスがあったりなかったりする。ここはちょっと残念だなー。

 

2. 会話イベントがとにかく可愛い

戦闘で色んなキャラを使える、というのももちろん魅力なのですが、これはPSP版の傀儡ユニットでもある程度、実現できてましたよね。

サモンナイト6の場合、5作品からいろんなキャラがやってきて、ひとつの街で共同生活を送ることになります。

シリーズの垣根を超えたキャラたちの会話が、可愛くて面白い!
残念ながらボイスはありませんが!

サモンナイト6、シナリオが過去最長(サモンナイト2より長い)なので、会話イベントがめちゃくちゃ多いんですよ!すごいボリュームです!

個人的に印象深かった会話を、いくつかネタバレしてみますね。
好きなキャラに偏ってるのは許して!

  • カイルとソノラ、バノッサとカノンが、血の繋がらない兄弟について熱く語る。
  • 管理官さん(ラディリア)とクノン、感動の対面。
  • 食堂の客としてアトシュとメルギトスがやってきて、フェアが対応する。
  • メルギトスとペリエが、お互いのファッションについて語り合う。
  • イスラが、オルドレイクの子どもであるキール、ソル、カシス、クラレットに会う。
  • ギアンとネスティが、お互い同族嫌悪する。

…などなど、こんな本家ではありえない組み合わせの会話イベントが、1章につき5~20種類くらい発生します。もっと多いこともあるかな…。
ストーリー進行とともにキャラが増えるので、会話イベントは増えてゆきます。

サモンナイト6は過去最長、全24章なので…。すごい量ですね!

クロスオーバーにニヤニヤしてしまう人には本当におすすめです。

 

3. 好きなカップリングがあると一層ニヤニヤできる

今作、キャラクター同士を仲良くさせるシステムがいくつかあります。

ぶっちゃけこれカップリング厨へのご褒美だなって感じ。

 

仲間同士の好感度システム

今作の主人公であるアムとラージュと、過去作キャラクターとの間に、好感度システムが実装されています。

それとは別に、過去作キャラクター同士の好感度システムも存在しています。

戦闘に一緒に出したり、派遣クエストに一緒に出したり、戦闘で一緒に行動させたりすると上がっていく好感度。

最高値まで上がっても「親友」以上にはならないのですが、カップリング厨としてはニヤニヤしてしまいますよね!

 

サモンバースト

2人のキャラクターで放つ強力な召喚術」と思ってくれれば。

戦闘で便利なのはもちろんのこと、2人が背中合わせでサモンバーストを放つ演出があり、けっこうニヤニヤできます。
さきほど書いた「仲間同士の好感度」が上がると、サモンバーストの演出が変化するというご褒美つき。

どのキャラクター同士でサモンバーストを放つかは、プレイヤーの自由です。
好きなカップリングの2人でやってもいいし、原作じゃ絶対に仲良くならなさそうなキャラをあえて一緒にして面白がってもOK。

 

コネクト

戦闘時に使えるスキル。
隣接マスのキャラクターを連れて一緒に移動する」という技なのですが…。

移動歩数の高いキャラクターが、足の遅いキャラを連れて遠くまで移動できるので、とても便利です。

コネクト発動時の専用ボイスも各キャラにあります。
「一緒に行くよ」「ついて来て」とか!

それだけではなく!
この「コネクト」のアイコン、よーく見ると手をつないでいるアイコンなんですよね。

実際の3Dモデルは手をつないではいないのですが、推しカップリングが手をつないで走っている妄想が捗ります。

めっちゃ楽しいです。

 

この仲間同士の好感度システム、サモンバースト、コネクトのおかげで、今作のメインキャラクターのなかで推しカプが作れる人にとっては、最高にニヤニヤできるゲームになっていると思います。

正直、ちょっと操作しづらいとか、カメラを満足に回せないとか、戦闘に不満がないわけじゃないけど、私はニヤニヤできるポイントのほうが多いですね。

 

公式でデキてるカップリングはない?

ここで不安になってくるのが、「サモンナイト6と、自分の推しカプが違ったらどうしよう」ですね。

マグナとアメルは恋人同士とはっきり名言されています。

ネスティとトリスはまだ付き合ってはいないけど、明らかにお互い意識している感じかな。

カイルとアティは、周囲から「もしかしていい感じなの?」ってつつかれるけど、本人たちにその気はなさそう…という感じ。
そもそもカイルとアティはサモンナイト3のかなり序盤の時間軸から来ているので、まだどうにもならない段階ですね。

それ以外では、カップルっぽい描写は無かったかなー。

全員の夜会話を見たわけじゃないので、夜会話になにか隠れている可能性も捨てきれないけど…。

 

総評「何を期待して買えばいい?」

ぶっちゃけ全体的にどーよ!って言われるとこんな感じかな。

キャラクター

立ち絵は微妙でも、3Dモデルは素晴らしい。

従来のシリーズとは違って、会話イベントでも3Dモデルが使われているので、立ち絵を意識する機会は少ない。

言動、性格の描写に大きな違和感なし。好きなキャラクターが出演しているなら前向きに検討してよいと思う。
特に、バノッサ・カノン・メルギトス・エルストさん好きにはオススメしたい。
原作では仲間にならなかったけど仲間になる!とか、ほのぼのした会話イベントが多い!とか、そういうサモンナイト6独特の設定の恩恵を強く受けているのがこの4人かと。

カップリング

マグアメネストリの距離がかなり近い。
召喚された時間軸を考えると、レックスはアズリアルート行き、ライはエニシアED後のような気がするが、本編でのレクアズ、ライエニ描写がカップルっぽいかというと、そんなことは全然ない。

それ以外にフラグが立っていそうなキャラはなし。
戦闘で2人のキャラを仲良く使えるシステムが複数あり、ニヤニヤしながら戦闘できる。

…個人的には、バノッサ&カノン、エルスト&アルカ、ライ&ギアンあたりが好きな人は、仲の良さそうな会話が多いので、ぜひやったほうがいいんじゃないかなと思いました。

ストーリー

大きな分岐もなく一本道。
そんなに面白くないけど設定が破綻しているわけでもなく、「なるほどー」と済ませられる。ストーリーに期待して買うのは違うかな。

夜会話

ボイスつきの回とボイスなしの回がある。
屋根の上にのぼっているのを見るだけで楽しいキャラがいたり、原作で聞けなかった日常会話みたいな夜会話をしてくれるキャラがいる一方で、「アムとラージュにこんなこと言っちゃうの!?」っていうもんやり感も、正直あるかもしれない。

そこはもう「あっこれはサモンナイトシリーズ人気キャラクターお試しセットなんだな」って思うしかない!

世界観

サモンナイト1~5のキャラを集めるために、街の施設もあちこちから持ってきました!とでも言わんばかりの、クロスオーバーのためにあつらえたような世界観。

リィンバウムの世界観が、エクステーゼや、U:X最新巻で明かされた秘密も含めて好きな人は、けっこうニコっとできるかも。

戦闘

微妙に操作しづらい!慣れれば多少はマシだけど、正直PSP版サモンナイト3&サモンナイト4の素晴らしさを噛みしめてる!
コネクトで多少カバーできるけど、移動歩数の低さとマップの広さが噛み合って無くない!?移動たるい!
動くキャラが可愛いのと、コネクトする機会が増えるとニヤニヤできるからちょっと許すけど!

でもコネクトもサモンバーストも楽しいです、好きなキャラが動いてるの見るだけで幸せになれるし、そこは本当にありがとう!

ミニゲーム

釣りが結構楽しい。

音楽

今サントラ聞きながら書いてるけどすげーいい!
シリーズ重ねるごとに音楽よくなるよね、サモンナイト。

やりこみ要素

無限回廊とサモナイトリーフの収集が主なやりこみ要素。
あとは夜会話とエンディングの回収。

今作、夜会話できるキャラクターがめちゃくちゃ多いせいで、見たいEDを全員分見るのに一体何周すればいいのやら…。

全ての会話イベントはスタートボタンでスキップできるのと、ユニットのレベルが引き継ぎできるのと、戦闘をオートで進められるの3点があるので、周回プレイが結構サクサク楽にできそうなのが、かなり救い。

 

私がクリアしてまず思ったのは、「可能性を広げてくれるゲームだな」と。

異なる世界線、時間軸という存在が明確に描かれたおかげで、「原作では死んでしまったキャラクターも幸せになれる可能性があるかもしれない…」とか、「あの時間軸と、この時間軸のキャラクターを出会わせたら、こんなことが起きてしまうのでは!?」とか、妄想がぶわあっと広がって、楽しいです。

ゲームとしてみると、システム面の不親切さが目立ち、立ち絵が微妙だったりボイスが少なかったりして、予算少ないのかなー…なんて思ってしまうのですが。

リィンバウムにまつわるもうひとつの世界、としてみると、これは面白いものを見せてくれたな、しばらくサモンナイト6をベースにあれこれ考えて過ごせそうだな!という感じ。

 

以上です!

新作ゲームとしてご新規さんにはおすすめできないけど。

推しキャラ・推しカップリングのためなら、戦闘システムがちょっと不親切でも許容できるよ!っていう人とか。

本来ありえない組み合わせのキャラがわちゃわちゃ会話するの?
ほのぼのしてて、みんな可愛くって、悪役も味方として日常会話に参加するって?
そういうの大好き!っていう人とか。

そんな人には、おすすめです。

サモンナイト6!