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かみふじの花

20代のオタク女。 漫画とアニメとゲームが好き。 Twitter依存。 まったり更新するブログ。

「TIGER&BUNNY」ハリウッド映画化!!めっちゃ楽しみ!!

natalie.mu

うわああああタイバニがハリウッド映画化だ楽しみ~~~~!!!!

アニメの実写映画化は基本的に、不安!
でも! タイバニなら! タイバニならハリウッド化も大丈夫!

普段アニメを観ない層にこそ響く作品だと思うので、これをきっかけに、色んな人にタイバニを知ってほしいな。

ということで、「タイバニ」とは何ぞや?
という人向けに、ざっくりと作品の解説をしつつ、映画楽しみだなー!という気持ちを書き散らします!!

「タイバニ」こと「TIGER&BUNNY」とは

TIGER & BUNNY(タイガー&バニー)

2011年に放送された、全25話のアニメ作品。
主人公「ワイルドタイガー」と、相棒の「バーナビー・ブルックスJr」がコンビを組んで悪と戦う、バディ・ヒーロー物です。

アメコミヒーロー物を意識した作風でありながらも特徴的なのは、キャラクターが実在する企業のロゴマークを背負って、サラリーマンとしてヒーロー活動をしている、という点。

キャラクタープレイスメント」と呼ばれ、アニメ界に新たなビジネスモデルを確立させた、と話題になりました。

trendy.nikkeibp.co.jp

▲こちらは2011年、日経トレンディの記事です。
アニメの放送を開始する前に、日本経済新聞で協賛社を募りました。

ticketcamp.net
▲実際にキャラクターたちが背負った企業ロゴの数々。
SoftBank」や「Amazon」をはじめとする、豪華な顔ぶれ。
pepuci NEX」はタイバニのキャラクターを用いてテレビCMも制作しました。

 

ヒーローは全員サラリーマン!

なぜ、彼らは企業ロゴを背負って戦うのか?
それは、作中で活躍する8人のヒーローが全員、大企業に雇われたサラリーマンだからです。

TIGER&BUNNY(タイガー&バニー) 1 [Blu-ray]

TIGER&BUNNY(タイガー&バニー) 1 [Blu-ray]

 

この「タイバニ」の舞台である大都市シュテルンビルトでは、「HERO TV」というテレビ番組が大人気。

犯罪から市民を守り、災害から市民を救うヒーローの姿を生中継でお茶の間にお届けする、エンターテイメント・レスキュー番組と呼ばれ、治安の悪いシュテルンビルトにおける市民の希望の象徴として、広く親しまれているのです。

マグコレ TIGER & BUNNY ヒーローTV ロゴ

マグコレ TIGER & BUNNY ヒーローTV ロゴ

 

シュテルンビルトの大企業は、自社のイメージアップのために優秀なヒーローを雇い、番組に出演させ、市民を守るヒーロー活動をしてもらいます。
ヒーローが活動の最中で破壊した公共物の損害賠償なども行い、スポンサーがお金を出して、ヒーローの活躍をサポートします。

そんな、スポンサー様のおかげでヒーロー活動ができている彼らですから、ヒーロースーツにスポンサーの企業ロゴを貼りつけてテレビに映るのは、大事なお仕事なのです。

人気のあるヒーローは、シュテルンビルト市民にとっての希望であり憧れの対象。
彼らヒーローは、ヒーローとして市民を救う活動を行いながらも、テレビ番組内での活躍がポイントに換算されるヒーローランキングでも上位を目指し、成績を上げていかなければならないのです。

 

どんな雰囲気の作品? オタクじゃなくても楽しめる?

ヒーロー」「アクション」「人間ドラマ」に重きを置いた、楽しい気分で盛り上がって観賞できる、爽快なエンターテイメント作品です。
全体の雰囲気としては、仮面ライダーシリーズなどの特撮物に近いかも。

勧善懲悪の分かりやすいストーリーでありながら、主役キャラクターたちの大半が社会人という設定なので、幅広い年齢層で楽しめる絶妙なバランスを保っています。

「アニメオタクじゃなくても楽しめるか?」という問いには、イエスと答えます。
他のアニメの予備知識や、流行りのアニメに対する"慣れ"は不要。
SF映画やアクション映画を観るような気持ちで、「タイバニ」に馴染んでもらえると思います。

 

不人気な子持ちのおじさんと、イケメンな期待の新人

「タイバニ」の主役は、性格や考え方が対照的な、2人のヒーロー
相棒(バディ)である2人の関係性が、さまざまな事件を経て変化してゆきます。

鏑木・T・虎徹(ヒーロー名:ワイルドタイガー)

Figure-rise 6 ワイルドタイガー (TIGER & BUNNY)

Figure-rise 6 ワイルドタイガー (TIGER & BUNNY)

 

30代ベテランヒーローで、相方からの呼び名は「おじさん」。

実家に小学生の娘を預け、シュテルンビルトで一人暮らし中。
数年前に妻を病気で亡くしており、彼の薬指にはいつも指輪が光っています。

ヒーロー歴の長いベテランですが、絶頂期を過ぎており、成績も人気も低迷気味
会社の命令で、期待の新人であるバーナビーの引き立て役としてコンビを組まされてしまい、上司からは不遇な扱いを受けます。

「ヒーロー」に強い憧れと拘りを持っており、救出劇をエンターテイメントとしてTV放送し、ビジネスにしている業界のやり方に反発することもしばしば。

経験と勘を頼りに、考えるより先に体が動いてしまう彼は「正義の壊し屋」と呼ばれ、ヒーロー活動中に破壊した公共物の損害賠償を求められることが絶えず、上司を悩ませます。

相方と衝突しながらも、彼なりのヒーロー像を貫こうとし続けます。

 

バーナビー・ブルックスJr.

Figure-rise 6 バーナビー・ブルックスJr. (TIGER & BUNNY)

Figure-rise 6 バーナビー・ブルックスJr. (TIGER & BUNNY)

 

若くてハンサムな外見とクールな言動から、華々しいデビューを飾った期待の新人
相方からの呼び名は「バニーちゃん」。
とある事情により、本名でヒーロー活動を行っている稀有な存在。

おじさんのやり方を「古い」と切り捨て、ヒーロー活動をビジネスと割り切って動く現実主義者でもあり、2人はしばしば衝突を起こします。

幼い頃、両親を何者かに殺害されて孤独に育った彼は、犯人への復讐を目的に生きており、普段のクールで知的な一面とは打って変わって、余裕のない表情を見せることも。

様々な事件を共に解決しながら、少しずつおじさんへ信頼を寄せていきます。

 

Figure-rise 6 ダブルチェイサー (TIGER & BUNNY)

Figure-rise 6 ダブルチェイサー (TIGER & BUNNY)

 

▲ヒーロー活動中、2人はバイクに乗る場面も。

 

様々なメディア展開! 私のおすすめは2本の劇場版

全25話のアニメシリーズを軸に、漫画やゲーム、舞台など、様々なメディア展開をしている「タイバニ」ですが、私のおすすめは2本の映画。
アニメシリーズを観ていなくても楽しめるこの作品で、ハリウッド映画版の予習をしてみてはいかがでしょうか。

 

劇場版 TIGER&BUNNY -The Beginning-

公式サイト:劇場版 TIGER & BUNNY -The Beginning-

アニメシリーズ序盤のお話を、裏側から丁寧に描いた作品。

「タイバニ」初心者への導入としてやさしい作りになっており、「タイバニは気になるけど、全25話のアニメは長すぎてちょっと…」という方は、この映画を1本だけ借りて、お試しでご覧になってはいかがでしょう?

アニメ本編では描かれなかった事件がメインとなっているので、アニメシリーズのファンにとっても目新しく、しっかりと楽しめる内容となっています。

個人的に好きなのは、事件の舞台を遊園地にしたところ。
遊園地のイルミネーションがキラキラと輝いて、華やかな背景のなかで戦うヒーローを観ているだけでも楽しいです。

劇場版 TIGER & BUNNY -The Beginning- (初回限定版) [DVD]

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劇場版 TIGER & BUNNY -The Beginning- [Blu-ray]

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▲「タイバニ」の雰囲気をつかむ導入としておすすめのBeginning。

 

劇場版 TIGER & BUNNY -The Rising-

公式サイト:劇場版 TIGER & BUNNY -The Rising-

全25話のアニメシリーズを終えて、後日談を描いた作品。

とある事情により、ワイルドタイガーとバーナビーはコンビを解消。
バーナビーの相方として、新たなヒーロー「ゴールデンライアン」が登場します。

▲ゴールデンライアンは、私が「タイバニ」キャラのなかで最も好きなヒーローでもあります。

ヒーローの表舞台から下ろされてしまったワイルドタイガー。
新たな相棒の登場に戸惑うバーナビー。
今までにないヒーローのスタイルを見せてくれるゴールデンライアン。

生き生きとしたキャラクターの描写、会社の方針に振り回されるサラリーマンたちの苦悩、夜景が輝く大都市シュテルンビルトの描写、今までのタイバニのどんなシーンよりも激しく爽快に動く、アクションシーンの連続。

どこを切り取っても見どころだらけの、豪華で贅沢な作品となっております。

その中でも特筆すべきは、やはりアクションが素晴らしいこと
綺麗なアニメーションに、派手なアクション。もし一緒に鑑賞できる人がいるのなら、わいわいと盛り上がりながら観るのもよいでしょう。

個人的に好きなのは、新ヒーローゴールデンライアンの魅力的なキャラクターと、この映画で初めて描かれる、ファイヤーエンブレムが心の内に秘めた過去のお話。

ワイルドタイガーとバーナビーはもちろんですが、それ以外の主役級のヒーローたちも、いっそう好きになれる描写がたくさんあるのです。

劇場版 TIGER & BUNNY -The Rising- (初回限定版) [Blu-ray]

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劇場版 TIGER & BUNNY -The Rising- (通常版) [Blu-ray]

劇場版 TIGER & BUNNY -The Rising- (通常版) [Blu-ray]

 

▲ヒーローの迫力あるアクションを心ゆくまで楽しめるRising。

 

ハリウッド映画版「タイバニ」に期待する5つのこと

1. 舞台「シュテルンビルト」の世界を完全再現

タイバニの舞台である架空都市「シュテルンビルト」ですが、モデルはニューヨーク
科学技術が発達した、近未来のニューヨークといった雰囲気でしょうか。

CGを交えながら、ぜひ本物のニューヨークを使って、世界観を完全再現してほしい!

リアルなシュテルンビルトが観られるという期待だけで、すでに楽しいわ…。

 

2. キャラクターの人種を尊重したキャスティング

タイバニのメインキャラクターとなる、8人のヒーローたちの人種は多様。

白人が多めですが、主人公のワイルドタイガーはどうみても日系人ですし、中華系や黒人、ヒスパニック系などなど。
日本製のアニメ作品で、こんなに多様な人種や民族のキャラクターが主役級に置かれているのは珍しいと思います。

ハリウッド映画版「タイバニ」において、それぞれのキャラクターの人種を再現してくれたら嬉しいのですが、期待してもいいんでしょうか?

ちなみに、すでに「THE LIVE」という舞台で、日本人俳優で成功を収めているタイバニ。

tb-thelive.net

なので、「どうしても日本人じゃ嫌だ!無理!」

…とは言いませんが、せっかくハリウッド映画化するなら、やっぱり期待したい!
カッコイイ黒人ヒーローなファイヤーエンブレムが観たい!

 

3. ヒーローの派手なアクション!

タイバニのヒーローたちは空を飛んだり、炎を出したり、氷を出したりといった超能力を使うのですが、今の映画なら違和感なく描写できると思います。

映画版ではヒーロー同士でカーチェイスする見せ場もあったし。
街ぶっ壊れたり、ビル崩れたり、思う存分やってほしい。

アニメよりも派手に、どっかーん!とやってくれないかなー。

 

4. 世界観を踏襲した上でのオリジナルストーリー

原作のシナリオを再現してほしい!
という意見も分かるのですが、私は序盤の導入と設定だけはアニメを踏襲して、メインのストーリーは、映画1本で完結するような、オリジナルストーリーにして欲しいなぁ、と思っています。

それこそ、劇場版「The Rising」みたいに。

アニメシリーズのお話を2~3時間で完結させるのは無理があるし、アニメのストーリーを追いかけてしまうと、どうしても「アニメと違う場所」「アニメのほうがよかった場所」が目についてしまいそうなので。

タイバニがハリウッド映画化まで来られた理由は、キャラクタープレイスメントというビジネススタイルと作品の世界観が綺麗に噛みあっていることと、世界観がハリウッド映画向きだったことの、2つが大きいと思うんです。

だから、この2つの長所を最大限に活かしてくれれば、たとえアニメに無かったストーリーでも、それはちゃんと「タイバニ」らしくなるんじゃないかと期待してます。

 

5. ハリウッド映画化を起点に、もっと!

ここで、こちらの記事をご覧ください。

巨匠ロン・ハワード製作総指揮 大人気アニメーション『TIGER & BUNNY』ハリウッド実写映画化プロジェクト始動!ニューヨーク・コミコンで情報解禁 | 日本語版

恐ろしいことに、「ハリウッドを皮切りに『TIGER & BUNNY』を全世界に展開するに当たり」との表現が見受けられます。

か、皮切りに…?
ってことは、まだまだ何か隠してるの?

それは嬉しいなー。
もっともっと、色んなコンテンツに広まってほしい。

実在の企業ロゴを背負ったサラリーマンがTV番組でヒーロー活動」という独特の世界観は、先述した「キャラクタープレイスメント」というビジネススタイルと見事に噛み合っており、アニメ作品の枠に留まることなく、もっともっと成長していける。
そんな可能性を感じます。

 

「TIGER&BUNNY」に寄せる期待

こんな記事を書いておいてなんですが、私は「タイバニ」の熱心なファンというわけではありません。いや、もちろんファンではあるのですが。

アニメシリーズを全部リアルタイムで追いかけて、2本の映画の前売り券を買ったくらい。

ただ、このタイバニという作品の展開には、常に期待を寄せてきました。

タイバニのような作品があれば、アニメはもっと多くの人に観てもらえるのではないか
まだ開拓されていない市場を、タイバニなら開拓していけるのではないか
大企業とのコラボレーション、タイバニはまだまだ大きなことができるのではないか

…そんな期待です。

「タイバニ」ファンというよりは、さまざまなアニメ、漫画、ゲームなどの、所謂「サブカルチャー」と呼ばれるもののファンとして、この業界がもっと活気づいてほしいと願う者の一人として、タイバニのさらなる躍進に期待し続けてきたのです。

その願いが、今回のハリウッド映画化という一報によって、ひとつ、叶った!
という感じ。

 

あとはもう、実際の「ハリウッド映画版 TIGER&BUNNY」が、面白い作品であることを祈るばかり。

前売り券、出たら買お。

 

TIGER&BUNNY(1)<TIGER&BUNNY> (角川コミックス・エース)

TIGER&BUNNY(1)<TIGER&BUNNY> (角川コミックス・エース)

 
TIGER & BUNNY THE COMIC 1 (ヤングジャンプコミックス)

TIGER & BUNNY THE COMIC 1 (ヤングジャンプコミックス)

 

▲漫画版も読もうかなー。